【おすすめ書籍#2】カリスマ・ナニーが教える赤ちゃんとあかあさんの快眠講座
今回ご紹介する書籍は、新生児の寝かしつけにお困りののママ・パパ向けにおすすめの内容です。
本書を知ったきっかけ
第1子の育児に遡ります。当時は、私が仕事で忙しいため育児にほぼ参加できず、ママのワンオペ状態でした。そして、ママがいよいよ肉体的にも精神的にも限界という時に、本書に出会い、実践したところすぐに効果が出て、ママの負担が軽減されました!
有名な内容で、すでにご存知の方は多数いらっしゃるかと思いますが、私の周りのパパ友、ママ友の中で本書の育児メソッドを知らいない人も多数いますので、今回本ブログで紹介させていただきます。
ママと赤ちゃんへのメリット
タイトルにある「赤ちゃんとおかあさんの快眠講座」(もちろんパパもですよ)
という名の通り、我が家で実践した結果、主に以下の効果がありました。
・ママ(パパ)にとっては、夜間の寝かしつけの負担が軽減され、
育児の肉体的・精神的負担が軽くなり、子育てのストレスから解放されました!
・赤ちゃんにとっては、睡眠と起床の時間を明確に分けることで睡眠の質が高くなり、
夜泣きがほとんどなくなったこと、なぜ泣いているのか(何を求めているのか)が
明確になりました!
著者と育児メソッド
本書にあるカリスマ・ナニーという言葉ですが、"ナニー”とは"乳母”のことです。
本書の著者であるジーナ・フォードというイギリスのカリスマ・ナニー(乳母)が、
上流階級や著名人の家庭で12年間働いたあとに、自身の実体験に基づく育児ノウハウを本書で紹介しております。
なお、イギリス以外にもアメリカでの出版、スペイン語、オランダ語、中国語などにも翻訳されており、夜泣きのひどかった赤ちゃんをあっという間に夜通し寝る子に変身させる魔法のメソッドとして多くの悩める母親たちのバイブルとなっており、世界的にも有名な育児メソッド(以降、ジーナ式と表現)となっています。
ジーナ式のスケジュール
では、ジーナ式に基づき、我が家の1日のスケジュールをご紹介します。
※画像はGoogleカレンダーのスクリーンショットです。
ご存知のようにGoogleカレンダーは予定に対してアラート機能があるため、時間毎の育児内容を携帯へ通知連携することで備忘的な役割を担うため非常に便利です。
ジーナ式では、事前に計画した1日のスケジュールに沿って、「起床・授乳」⇛「睡眠」を繰り返していきます。そのため、赤ちゃんが自由に眠りにつくのではなく、親が睡眠時間のコントロールをする必要があります。
【7:00~18:00】起床〜日中
【18:00~翌7:00】入浴〜夜間睡眠
主なポイントについて
ジーナ式を行う上で、特にポイントとなる内容について記載します。
※詳細は本書をご参照ください。
①日中の睡眠(朝寝・昼寝・夕寝)は5時間以上寝かさない。
かつ、昼寝は2時間30分以上寝かさない。
→ 日中の睡眠時間を取りすぎると、夜間睡眠に起きてしまうため
②睡眠を行う場所(寝室)を分ける。
また、睡眠時はドアを締めた暗い部屋で寝かせる。
→ 睡眠場所と起きている場所(遊ぶ場所)を明確に分けることで、
赤ちゃんが寝室=眠る場所という意識を持つ
③寝室では話しかけない。
また、睡眠の時間になれば赤ちゃんを一人にする。
→ 話しかけると赤ちゃんが遊びモード(=覚醒状態〉になるため
また、眠るときは抱っこをする必要はなく、目が開いていても部屋から出る
④寝ぼけなきなどは、すぐに抱っこなどをせず一旦様子を見る。
→ 泣いたらすぐに親が駆けつけて抱っこをすると、抱っこがないと
寝られないような状況になる※添い乳などはその典型例
ジーナ式を初めて知る方にとっては、上記のスケジュール管理や実現するためのポイントの内容など、衝撃を受ける内容だと思います。(私がそうでした)
我が家の実体験として、③の寝かしつけのときはかなりドキドキしました。というのも、赤ちゃんを一人寝室に残し、例え目が開いていても、その場から出ていきます。
それまでは抱っこをしながら寝かしつけをしていたため、赤ちゃんとママ・パパの快眠のため、心を鬼にして実践していたのが懐かしいです。
実践する前の印象
日本では赤ちゃんがなかなか寝付けないときに添い寝や添い乳を行う文化(美学?)がありますよね?
このような固定観念がある中、ジーナ式はこれまでの子育ての考えに合わない等、
批判的な声があると聞きます。実際、私の母親も「赤ちゃんが可愛そう。。。」と本実践方法に苦言を呈してました。
実践した感想
冒頭でも本書のメリットを触れましたが、実際、我が家でも第1子にジーナ式を実践したところ、驚くほど効果がありました。(今から4年前くらいです)
知ったタイミングが少し遅く、生後4ヶ月から取り入れましたが、取り入れてから2日目で我が子は適応してくれたのを今でも鮮明に記憶しております。
本当に一人で眠りについてくれますし、すやすやと寝てくれるため、ママの負担がかなり軽減されました。その後、1歳半頃まで、一人で真っ暗な寝室で眠りにつく子どもになりました。(保育園に登園をきっかけにママ・パパが近くにいないと寝れないようになりました)
メリット・デメリットについて
最後に実践した率直な感想(メリットとデメリット)を挙げます。
メリットについて
・一番のメリットは赤ちゃんが一人で寝ることができるため、
ママ・パパの特に夜間育児の負担がかなり軽減されます。
・睡眠と授乳と起床の時間を明確に区別するため、泣く理由(要求していること)が
明確に分かります。
デメリット
・唯一のデメリットとして、外出先などの出先で寝なくなりました。
これは、寝室で寝ることが赤ちゃんのいわば常識になっており、外ではなかなかうまく寝れない(泣いていた)のを記憶しています。
対策としては、睡眠のタイミングに自宅に戻るよう工夫をしておりました。
いかがでしょうか?
ジーナ式は実際に実践してみたパパ・ママであれば、本当にその効果に驚かれ、第2子でも同じように取り入れようと考えられるはずです。我が家の第2子もジーナ式を今まさにチャレンジしてます。
ジーナ式の是非はあるかと思いますが、長い育児生活、赤ちゃんとママ・パパがぐっすりと睡眠ができ、ストレスなく育児ができる環境を作ることは必要だと思います。
ご興味がある方は是非ご検討ください。
それでは、アデュー!