【おすすめ書籍】パパ入門ガイド
これ1冊であなたは最強のイクメンパパに!
今回はイクメンパパ向けのおすすめ書籍です。
子育てに関する、パパの「どうしよう・・・」をこれ1冊で解決してくれます。
本書のポイントについて
①育児のポイントが時系列でわかる
→ママ妊娠から出産〜3歳までそれぞれの時期に必要なポイントが整理されている
②ママとのコミュニケーションの大切さ
→男女の思考の違い、妊娠〜出産を通してママの身体の変化(女性ホルモン)、
ママがパパに期待している内容等、ママとの付き合い方について記載されている
③背伸びしすぎない、リアルな育児内容
→パパでもできる育児スキルやパパならではの遊び等、分かりやすく記載されている
育休を取る、取らない、里帰り、マイホームタウン出産など、それぞれの家庭状況に応じ参考になるポイントがあります。
私はこれから二人目の育児が始まるタイミングということもあり、
「完璧を求めすぎないこと」や「ママの身体や心に関する情報」について、この本を読んで参考になりました!(後述します)
なお、著者は日本最大級のパパ団体である、NPO法人ファザーリング・ジャパンです。この書籍を通して初めて知りましたが、素晴らしい団体ですね!!
ご興味がある方は下記リンクをご参照ください。
パパのための育児書
本書ですが、
"これからパパになる人”、"3歳くらいまでの子を持つパパ”に向けて書かれています。
- 産後不安定なママとのコミュニケーションの取り方
- 家庭と仕事を両立させるコツ
- 子育ての知識やスキルに関する情報
などなど、新米パパのための育児書となっており、
この1冊で育児に関する知識はもちろん、おすすめの離乳食の紹介・調理方法、さらには新生児に必要な医療に関する情報など、すべてを網羅しているといっても過言ではありません。
非常に分かりやすくまとめられており、日本最大級のパパ団体が書いているのも納得です。本書の至るところに、「先輩パパ・ママの体験談」や「ママの視点」でのワンポイントアドバイスが散りばめられており、育児に関するノウハウが集約されております。
本ブログでも「イクメンプロジェクト」に関するブログをで触れましたが、
男性の育休取得割合はかなり低いです。(2019年時点で 7.48%)
育児とは女性がするものという考えがまだまだ当たり前かもしれませんが、
この本を読むことで、パパが育児に参加することの大切さやパパならではの役割等、
パパが育児に参加する重要性に気づかされます。
我が子への愛情、ママのサポート、さらにパパ自身のためになるメリットがたくさんあるということが分かります!
参考になった内容(抜粋)
個人的ではありますが、本書で参考になった内容をいくつか紹介させていただきます。
パタニティブルーについて
パパ育児は楽しいことだけでなく、当然つらさもつきものです。
あまり聞き慣れない「パタニティブルー」という症状について書かれております。
パパも産後のママと同様に子育てで気分が落ち込んだり体調の悪さが続いたりする
【症状】
・マタニティブルーは皆様ご存知ですよね?
パパも赤ちゃんが産まれ、赤ちゃん中心の生活になり生活の急激な変化が起こり、
パパが戸惑うケースがあるようです。
・また、仕事と育児の両立を掲げ、すべて完璧にこなそうとするあまり、
心が折れてしまうこともあるようです。
【対策】
・一人で抱え込まない
・愚痴をこぼせたり、相談できる相手
・目標値を高くし過ぎない
・しっかり休養と睡眠をとる
一人目の育児となるとパパも気合いが入りすぎてしまい、
いざ育児!と気負いがちです。ただ、実際は仕事が忙しいため、気持ちと実際の行動が追い付かないことが起こります。(実際、私がそうでした。。。)
気持ちも体力も最強のパパは世の中にいるかもしれませんが、
ほとんどは上手くいかないと思います。
特にこれからパパになる方、まさか自分がパタニティブルーなんかにならないだろうと思っているかもしれませんが、育児・仕事を両立する際は、あまり気負いすぎず取り組まれてはいかがでしょうか。
産前・産後のママの体の変化
全国のパパに一番知ってほしい内容だと思いました。
下記図(※)はママ(女性)の通常時と妊娠中、出産後のホルモン変化です。
※図:出典元
出産で女性は心も体も満身創痍!! 夫婦で知っておきたい“産後”のこと #共働き夫婦の産後 | マイナビウーマン子育て
エストロゲン、プロゲステロン
・エストロゲンは「妊娠の準備」や「女性らしいカラダづくり」といった役割
・プロゲステロンは「妊娠の維持」といった役割
それぞれ妊娠を機にどんどん上昇し、出産後一気に減少します。
特に、このエストロゲンの急激な減少により、
所謂、産後クライシスや産後うつといった症状を起こすと言われているそうです。
パパは、ママの身体の変化をしっかりと理解し、家事や育児などのサポートはもちろん、心のケアを行い、夫婦で妊娠・出産・育児という一大イベントを乗り越える必要がありますね!
男女の思考の違いを理解しコミュニケーションを取ろう
ママの心のケアを行う上で夫婦間のコミュニケーションは非常に大切になります。
本書でもコミュニケーションを取るポイントなどを記載されていました。
勉強になったのは、そもそも男女の思考の違いがあるという点です。
男女の思考の違い
【男性】
・問題解決思考
・成果・効率を重視する
・結論を急ぐ
・ストレスを感じると殻にこもる
【女性】
・共感性思考
・人間関係を重視する
・プロセスを大切にする
・ストレスを感じるとおしゃべりになる
これを見たときに、少し安心した自分がいました。(笑)
自分だけだと思っていた思考は、男性特有であるという点と、見事に男性と女性の思考は逆である点に驚きです😯
また、本書に記載がありましたが、
「男は1日8千語、女は1日2万語話す」という調査結果もあるようです。
驚愕です!ママがおしゃべりと思うのは、パパ目線だからのようです。
このように、ママは共感を得ることや、パパから見ると結論のない話のようで話をいっぱいすることでストレスを開放しているということですね。 最愛のパートナーであるパパは、ママの思考をしっかりと理解して、コミュニケーションを図っていく必要があるということですね。
育児は大変!ママと乗り越えれば最高の経験になる!
初めてのパパ、これから2人目のパパ、いつでもパパはママには育児では敵わないと思います。
ただ、パパにでもできる育児やパパだから楽しめる育児などなど、いろいろなノウハウが本書には記載されております。
私は二人目の育児で幸いにも育休を取ることができました。ただ一人目がほとんど育児参加できませんでしたので、一人目のようなもので、育児に奮闘中です!
なので本書籍は非常に参考になりました。
気になる方はぜひ、読んでみてはいかがでしょうか?
それではアデュー!!